残業規制の法案動いてますね。
てか国と経団連は100時間「以下」と「未満」でもめてたけど、
100時間を許容するか99時間59分まで許容するかの話で
これPKOの日報問題であった戦闘かどうかの話とほとんど同じもんだよね。
ただの言葉遊びで意味ない事をぐだぐだと。
あとこの法案、ちゃんと自分が理解してないのかもしれないのですが。。。
気になるのですよね。
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残業時間の上限を原則「月45時間」「年間360時間」と法律上で規定し、36協定を結んだ場合でも月平均60時間、年間720時間に制限。
繁忙期の配慮としてし、6カ月間は「月最大100時間」「2カ月平均で80時間」の“例外”を認める。
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という話なんだけど。
元々、36協定には限度時間ってのがあるんですよ。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000123090.pdf
時間外労働の上限は通常、年間360時間なんですね。
そして「特別条項」というものをつけて協定を結んだ場合は臨時的に限度時間を超えるよう事も許すみたいな感じ。
そして今回の変更だと法的に36協定を結んでない企業も同様に制限するよって事が一つあるのだろうけど、結んだ場合でも「月平均60時間、年間720時間に制限」ってなんだろう?
倍になってるよ。
特別条項のつけた場合での制限なのかな?
んでもしかして繁忙期の場合は、特別条項のついてるついてない関わらず許すって事かね?
いずれにせよ、年間で月平均60時間ならよいって事なら、元々守ってた企業は逆に大手を振って増やせるねって認識なのですが。。
なんだろね。
まぁ、働き方や過労死の問題に対策をという話になると、法的にとれる対策が時間とか賃金ちゃんと払えよとかくらいしか取れないのかもしれないけど、それにしたって過労死ラインが80時間と言ってるのだから、明確に定めるのなら最大上限は80時間未満になるでしょうに。
これは守る部分なんじゃないのかな?
もしかして過労死ラインも引き上げるのかな?かな?
そういう部分こそ足りないとかやってけないとかなら、人増やしたりとかサービスなら料金増とかで減らすではなく増やす方向で企業に努力させるほうが国にとっても企業にとっても健全なのではないかなと思うんだけど。例外とか言い出したらいくらでも抜け道あるよね。
なので言い方悪いですが、厚労省のサイト見ると「過労死等ゼロ」緊急対策 とかやってるみたいですが意味ないですね(笑)と思いました。
あと日本で事業を行うのであれば協定とかはそもそも結ぶ事を義務付ければいいのに。
てか残業がうんぬん、サービス残業ダメ絶対になると今度は「名ばかり管理職」が増えるのではないかな。知らない労働者にはそれで逃げれるでしょうね。
労基署は息してますか?
とつらつらと独り言。
まぁ、真面目な方ほど残業時間を規制しても実際に仕事が終わっていなければ自主的に持ち帰って仕事する方も多いと思いますし、上限規制でしてなかった方も今後は持ち帰るようになったり増えるかもしれませんね。
でも、ここら辺は法で縛れるものではないと思います。
まぁ自分の人生なので楽しく生きれればいいのですが。
それが難しい世の中です。。
独り言終わり。
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そもそもこれって「働き方改革実現」のためのなんでしょという事でここら辺のリンク置いておきます。
■首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html
■厚生労働省